人間は何も学ばない

「雨が降ったら傘さして 傘がなければ濡れてゆく そんな人生がちょうどいい」

「アインシュタイン」の「神」

 

私が一番尊敬する人は「アインシュタイン」です。

勿論、知らない人はいないでしょう。

相対性理論」「統一場理論」は、私の一番好きなテーマであり、課題でもあります。

別にここで、この理論を展開するつもりはありません。

 

私は、この理論と共に「彼の生き方・考え方」が大好きなのです。

彼は、この宇宙を簡単な数式で表現しょうとしました。

「宇宙は、簡単な数式で表現できる、それはとても美しいものだ」

(ここで言う「簡単な数式」とは凡人のレベルではありませんが。)
                    
こんな言葉も大好きです。

神はサイコロを振らない

量子力学の確率・統計などの不安定要素への疑問からでた言葉です。

私の解釈では、「偶然は無く、全ては必然でできている」と思っています。

「小さな必然の積み重ね」が「偶然」にみえるだけだと思っています。

この言葉は、理論だけでなく、日常生活にも応用されているはずです。
 


こんな彼は、当時の人々から(特にユダヤ教の人々から)、

「神を冒とくするもの」「無神論者」だと批難されました。

宗教裁判にもかけられ教会から追放されました。

彼は、ドイツ系ユダヤ人でしたから、

ナチスと同胞であるはずのユダヤの人達両方から追われたのです。

 

        
そんな彼にも「神」は存在していたのです。

それは、この宇宙、この世界、この地球に存在する全てのものなのです。

「自然のあらゆるものが神」なのです。

彼は「スピノザ」の唱える神を信じていました。

 

私の根底にも同じ概念が存在しています。

日本に伝わる「八百万(やおよろず)の神」も同じ考え方のような気がします。

存在する全てのものに、優劣をつけない考え方が好きなのです。